木曽古道記

資料コード 03OD0623100300
タイトル 木曽古道記
分野 歴史
場所(市町村名) 筑摩郡
制作年(西暦)
制作年(和暦)
時代
制作者
制作者(ヨミ)
大きさ
資料解説 木曾古道につき「大宝2(702)年ハ木曽路初開にして和銅7(714)年ハ桟道成就」とし、この古道をたどろうとしている。続日本紀の大宝2年の条に「始めて開く美濃国岐蘇山道」とあり、和銅6年7月の条には「美濃と信濃の堺はみちが険しく狭く往還が艱難、よって吉蘇路を通す」とあり、10年余もかかった難工事だったので、翌和銅7年に美濃守などに褒賞が与えられている。この記では古道を、馬籠―妻籠―御殿(三留野)―與川―長野―池尻―掛橋―東野―吉野―風越―徳原―川上―大原―原野―宮越―藪原―奈良井―贄川と一括して示している。沿道の説明は古歌等交えて多岐にわたるが、御殿(三留野)は国司休息の御殿があった場所である、東野も太古官舎があった、など古道の傍証を示している。馬籠峠から妻籠、三留野までは古道であるなどの指摘もいくつかある。
二次利用条件
コピーライト 長野県立歴史館
施設名 長野県立歴史館