上田之雑考 信濃国小県郡上田誌草稿

資料コード 03OD0622105800
タイトル 上田之雑考 信濃国小県郡上田誌草稿
分野 歴史
場所(市町村名) 小県郡
制作年(西暦)
制作年(和暦)
時代
制作者
制作者(ヨミ)
大きさ
資料解説 これは、文字通り『信濃国小県郡上田誌』を編纂するにあたっての草稿で、それに必要と思われる小県郡の種々の事柄を記載する。以下、頁を追ってみてゆこう。①信濃国の略図を掲載し、そのなかで諏訪国は伊奈・諏訪・佐久・小県を云うならん、とする。私(筆者の丸山氏)は信濃国は10州に連なり、東西47里余、南北54里とする。②小県郡之図があり、そこに『倭名抄』に載る郷が記載される。福田・須岐・河野等等。③「信濃国小県郡上田誌」の項目では、小県郡を八郷に分ける。小県郡の地図に童女・山家・諏訪・跡部・安曽・福田・海部・余戸の字名をおとし、各字名の説明を行なう。④小県郡延喜式神名帳所載の5神社を地図におとし、各神社の祭神などを説明する。⑤貢租は、延喜式によれば、信濃国田数2万908町8段140歩。本稲89万束,稚稲19万5千束。しかし、小県郡の正税は、考証はないけれども、徳川期に貫文高法で真田氏の旧領地で2万242貫848文である。⑥「天文年間ヨリ元和年間之図」や「慶長上田城近傍之図」、「小県郡上田城之図」「元和以降村界ノ図」、「上田城郭藩内之図」、「現今之図」、「信濃国小県郡之図並上田藩治下各村慶應年間ニ至」の地図も掲載される。⑦最後に、国分村(旧堀村)の新海大神の説明があり、また上田城下町の海野町・横町・原町・木町・柳町・鍛冶町等の上田城下町の説明が展開する。
二次利用条件
コピーライト 長野県立歴史館
施設名 長野県立歴史館