小県郡矢沢村良泉寺古記抜書 写

資料コード 03OD0622104800
タイトル 小県郡矢沢村良泉寺古記抜書 写
分野 歴史
場所(市町村名) 小県郡
制作年(西暦)
制作年(和暦)
時代
制作者
制作者(ヨミ)
大きさ
資料解説 まず、①信濃国小県郡白鳥庄滋野氏系図にふれる。滋野氏は百済国王で、仁明天皇(833~848)のとき来朝し、貞保親王滋野氏の名跡で、正平年中(1346~70)に小県郡望月郷に下向し、貞元親王と号し、海野里に居住。2代は海野小太郎幸恒、3代海野小太郎幸明と続き、30代に海野小太郎幸隆を迎えた。これが真田の元祖で真田右馬佑である。31代は真田弾正忠幸房で海野氏へ婿養子に入り、のち真田氏に戻り、弾正忠と名乗り剃髪し武田信玄に出仕。のち一徳斎と称した。32代幸房の2男安房守昌幸は上州沼田を乗っ取り、慶長5年(1600)上田城で家康勢と戦い、のち高野山に追われ、同14年死没した。33代伊豆守信幸は北条氏国と戦い武州忍城出丸を乗っ取り、大鋒院殿一当大居士と称し、万治元年10月死去した。②次には小県郡白鳥庄矢沢郷の矢沢家にふれる。元祖は、矢沢右馬佑頼昌で、2代は真田右馬佑3男源之助で、のち矢沢薩摩守綱頼と名乗る。3代は矢沢薩州一男、4代矢沢外記頼重、5代外記一男の監物頼秀、6代矢沢将監頼永、7代は将監頼次である。 真田の幕の紋は六連戦、矢沢も六連戦であるが、矢沢に居住し、その上諏訪大明神を氏神としてきたので、かじの葉を用いた。矢沢家では六連戦とかじの葉の両紋を用いている。③村上氏にもふれている。義国、顕国、義清、国清、幸清、義豊、義長と続く。 ④仙石家は、元祖は治平衛久盛、2代秀久、3代兵部少輔忠政、4代越前守正俊、5代は兵部少輔忠俊と続く。
二次利用条件
コピーライト 長野県立歴史館
施設名 長野県立歴史館