藤姫様御出府御用

資料コード 02OD5161700000
タイトル 藤姫様御出府御用
分野 歴史
場所(市町村名)
制作年(西暦) 1794
制作年(和暦) 寛政6年
時代 江戸
制作者
制作者(ヨミ)
大きさ
資料解説 寛政6年(1794)正月20日、御同役(日用頭)の高野孫九郎と吉田宇左衛門が、金沢藩の御会所へ宛てた通人馬の金額を定めた「覚」の文書である。すべて丁銭で、8貫文、越後市振より信州新町まで、通馬1疋分賃銭。700文、同じく市振から新町まで逗留したとき、1疋1日分の渡し分。2貫700文、同じく市振から新町までの通人足1人分の賃銭。300文、同じく市振から新町まで逗留したときの通人足1日1人分の渡し分。貯用(予備)人馬などの賃銭も、今までの通り支払って頂きたい。これが、請負人2人が金沢藩へ願い出た通人馬の賃金である。次いで、当春、藤姫様出府のため、越後市振から信州新町まで、通人馬賃銭は誠意を以て勤めるので、右御用何分仰せ付け頂きたい旨の書状である。最後の添書きに、右の通り正月27日に仰せ付けられた。7貫500文、2貫500文、これは宰相様入札なり、とある。入札より少し高く申し出ていることが分かる。7年後の寛政12年(1800)には、馬1疋6貫500文、人足1人2貫900文の賃銭で、貯用馬は10疋に1疋で1日に付600文、貯用人足は、20人に1人で1日300文であった。
請求記号
出版地
出版者
発行年月日
ページ数
著作権者別称
著作権期限
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館