見合印鑑

資料コード 02OD5161320000
タイトル 見合印鑑
分野 歴史
場所(市町村名)
制作年(西暦) 1807
制作年(和暦) 文化4年
時代 江戸
制作者
制作者(ヨミ)
大きさ
資料解説 宿駅の馬や人足を使役するのに、朱印状または証文を下付された公用旅行者は無賃であった。朱印状は将軍の名で発行するもの、証文は老中・京都所司代・勘定奉行・道中奉行、その他特定の役職者が発行した。朱印・証文の印鑑は、判形の真偽鑑定用の見本として、あらかじめ関所・番所・宿駅等へ提出された。宿駅では証文携行者に対して、この印鑑と照合した上で、無賃で人馬を提供するのが原則であった。その他公用の荷物や武士の旅行者は幕府公定の「お定賃銭」、商用荷物や一般旅行者は「相対賃銭」で、「お定賃銭」の約2倍が相場であった。そのため、商用荷物を公用と偽るようなことも見られたので、各藩などでは責任者の印鑑見本を宿駅へ提出し、宿駅では携行書状の印鑑と照合して真偽を鑑定した。この見本の印鑑を「見合印鑑」と言った。本「見合印鑑」には村杢右衛門・安達弥兵衛の名と印鑑が示され、文化4年正月の日付があるが、家中や役職等の記載はなく、不明である。
請求記号
出版地
出版者
発行年月日
ページ数
著作権者別称
著作権期限
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館