信州戸隠山惣略絵図

資料コード 02MP0101498145
タイトル 信州戸隠山惣略絵図
分野 歴史
場所(市町村名) 長野市
制作年(西暦)
制作年(和暦) 江戸末期
時代 江戸末期
制作者 不明
制作者(ヨミ)
大きさ 38×56
資料解説 信州戸隠山信仰の絵図である。絵図をみると「宝光院」「中院」「奥院」とある。また仁王門もそれぞれある為、神仏習合の信仰が伺える。それゆえ慶応4年に発令された「神仏分離令」の前の図であることから江戸時代中期から後期のものであろう。右上に「黒姫山」右に「飯縄山」、左上に「二本松」が描き記されている。これは戸隠の所領域である。そして右下の「一ノ鳥居」から「宝光院」「中院」「奥院」へと続く道のりが描かれている。「釈長明火定所」など道標となる場所も詳しく描かれている。また、それぞれの院の宿坊(各12院、合計36院)や中院にある「女人堂」も描かれている。(明治の初め頃まで、戸隠山は女人禁制の地であった。女性は女人堂まで入山できた)また、奥院の山奥に点在する石屋・石殿・霊窟の場所に名前を記してある。これは33ヶ所霊窟といわれており、1番が奥の院33番が大多和(おおわだ)窟である。この地図の発行者や目的など不明であるが、戸隠信仰の道案内の図であろう。
請求記号 N212/35/
出版地 不明
出版者 不明
発行年月日 江戸末期
ページ数
著作権者別称
著作権期限
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館