天山先生偉蹟実記
資料コード | 02BK0104172655 |
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タイトル | 天山先生偉蹟実記 |
分野 | 歴史 習俗 |
場所(市町村名) | 伊那市 |
制作年(西暦) | 1901 |
制作年(和暦) | 明治34年 |
時代 | 明治 |
制作者 | 小松 利時/編 |
制作者(ヨミ) | コマツ トシトキ |
大きさ | 28 |
資料解説 | 坂本天山は1745年高遠藩砲術師範の家に生れ、漢詩文にすぐれ、大砲の製造操作を得意とした。22歳で家を継ぎ38歳で郡代となり堤防工事など治水の実績を上げる。高遠藩学の祖。しかし反対派のために閉門3年となり、寛政9年、52歳で高遠を出郷し、彦根に遊び、紀南で捕鯨を見学して「大いに水軍の利を発明」したという。寛政11年いったん高遠へ帰ったがすぐに長門の萩に行き砲術を教授、次に長崎へ渡りオランダ語など学ぶ。大村平戸に遊び平戸藩の厚遇を受け、家老長村内蔵助と親しく交わり、平戸藩士に砲術など伝授した。異郷にあって天山は故郷に帰るを想い漢詩を作って「夢は結ぶ郷山万里のほど、神遊一夜玄海を渡る・・」と。享和3年正月、重病にかかり、死を覚悟した天山は、江戸在勤の家老長村に後事を託し、私の墓銘は長村君に頼むと云って2月29日、目を閉じた。享年59歳長崎で客死、皎臺寺内真珠院に葬る。 |
請求記号 | N289/サカモ |
出版地 | 東京 |
出版者 | 小松利時 |
発行年月日 | 1901 |
ページ数 | 4,1,14丁 |
著作権者別称 | 多仲,抜山 |
著作権期限 | 1904 |
二次利用条件 | |
コピーライト | 県立長野図書館 |
施設名 | 県立長野図書館 |