そばきり集

資料コード 02BK0104169768
タイトル そばきり集
分野 歴史 芸術
場所(市町村名) 箕輪町
制作年(西暦) 1828
制作年(和暦) 文政11年
時代 江戸
制作者 篶人/編
制作者(ヨミ) エンジン
大きさ 23
資料解説 『そばきり集』は、伊那の中村伯先門下の伊那郡上古田村(箕輪町)の俳人唐沢鹿乙(1756~1825)の追善集である。鹿乙の甥の篶人によって編集された。鹿乙は俳号で、しらら坊とも称した。実名は次郎右衛門。当地域における蕉風俳諧の先駆者で、文化元年(1804)には『田にし粒』を著している。  この『そばきり集』には、編集者の篶人の序文があり、鹿乙の人となりにふれ「代々鋤とれる農業者にして、伯先の風雅をしたい、月に花に其門に遊び、不易の正風に心をゆだね」る生活をおくっていた。ふと風邪をひき、日ごろ蕎麦切を嗜んでいたので、門下生が早々に打ちて枕辺に持参し、一盛り味わい、「蕎麦切の味もなくなる五月かな」との辞世を残して亡くなった。  門下の素桂以下蛙鳴・峨照・竹彦・吐月などが追善句を寄せている。
資料別書名 蘇波幾理集
請求記号 N913/102/
出版地 不明
出版者 不明
発行年月日 1828
ページ数 16丁
著作権者別称 満仙
著作権期限 1850
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館