言文一致 小学手紙文例 高等科 全
資料コード | 02BK0104168570 |
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タイトル | 言文一致 小学手紙文例 高等科 全 |
分野 | 習俗 |
場所(市町村名) | |
制作年(西暦) | 1902 |
制作年(和暦) | 明治35年 |
時代 | 明治 |
制作者 | 諏訪教育会/編 |
制作者(ヨミ) | スワ キョウイクカイ |
大きさ | 23 |
資料解説 | 文章を話し言葉に近づけ、思想や感情を自由的確に表現しようとする動きは、幕末頃から起こり、「言文一致」という成語は明治18年初出という。その後新進作家によって言文一致の小説が書かれるようになった。小学教育での言文一致の方針は明治34年に立てられ、その後の国定小学読本は多くの口語文教材を採用した。この手紙文例は、明治35年8月、諏訪教育会の編で、上諏訪日新堂が発行したもの、85の例文を載せている。「花見にさそー、鶯菜おおくる、散歩にさそー、中学校え通ー友に」等である。表記法は「さそう」が「さそー」、「鶯菜を」が「鶯菜お」、「学校へ」が「学校え」になっている。このほか「さきほどわ」などの表記もある。表記法は試行錯誤を繰り返しながら、敗戦後の昭和21年にいたりようやく現代の表記法に落ち着いた。 |
請求記号 | N375.9/9/ |
出版地 | 上諏訪町 |
出版者 | 日新堂書店 |
発行年月日 | 1902 |
ページ数 | 2,8,88p |
著作権者別称 | |
著作権期限 | 1902 |
二次利用条件 | |
コピーライト | 県立長野図書館 |
施設名 | 県立長野図書館 |