信濃奇談 下

資料コード 02BK0104167804
タイトル 信濃奇談 下
分野 歴史 口承伝承
場所(市町村名)
制作年(西暦) 1829
制作年(和暦) 文政12年
時代 江戸
制作者 中村 中倧/著
制作者(ヨミ) ナカムラ チュウソウ
大きさ 26
資料解説 次に、下巻冒頭の「駒嶽」についてみよう。「駒嶽は宮田の西にあって羽広山宮所村(辰野町)の龍崎までも山脈が続く。麓に観音があり、馬の病を守り、馬の疾病があれば馬主の祈りをかなええる効能があるという。これは、名山の霊秀のもつ徳の及べることをさすのではなかろうか。昔、大きな駒が住んでいたという。寛永年中(1624~44)、尾張藩士が命を受けて山廻りしたとき、山頂に駒が登っていくのを見たという。その後も山頂に尾毛が木の枝に掛かっていたり、馬糞などが有ったりしたということが『回国筆土産』などに見える。これは、人の知力をもって測り知ることが出来ない名山の徳からくるものであろう」。
巻号
請求記号 N388/4/2
出版地 不明
出版者 不明
発行年月日 1829
ページ数 17,3丁
著作権者別称 元恒,大明,蕗原翁,中村元恒,中邨元恒,中村大明,中村蕗原
著作権期限 1901
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館