孝子源助伝

資料コード 02BK0104163209
タイトル 孝子源助伝
分野 歴史 習俗
場所(市町村名)
制作年(西暦) 1811
制作年(和暦) 文化8年
時代 江戸
制作者 伊藤 祐直/著
制作者(ヨミ) イトウ スケナオ
大きさ 23
資料解説 その昔、信州伊那郡宮田村(駒ヶ根市宮田)に源助という孝行息子がいた。もとは人並みの生活を送っていたが、幼いとき、父が故あって家を去り、いずれともなく奔走してしまった。やむをえず源助は高遠(伊那市高遠町)の商家に奉公し、身を粉にして働いた。  あるとき、善光寺近くで、父が伊予国(愛媛県)小松にいることを知り、早速かの地を訪れた。父は出家してその地を離れており、会うことができなかった。やむを得ず、金10両を帰路の旅費としてことづけ、源助も信州に帰らざるをえなかった。  その後、父は摂州滝勝寺(大阪府)にあって病篤く没してしまった。源助このことを知り、その地に赴き多くの僧を招いて、厚く父を弔い、郷里にあっても位牌をつくり、朝夕読経して父を想った。この孝行息子のことは、多くの人が詩や短文にして顕彰している。
資料別書名 孝子伝,源助伝
請求記号 N289/ゲンス/
出版地 不明
出版者 坎水園
発行年月日 1811
ページ数 2,5,7,2丁
著作権者別称
著作権期限
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館