松代町地誌略

資料コード 02BK0104131933
タイトル 松代町地誌略
分野 歴史
場所(市町村名) 長野市
制作年(西暦)
制作年(和暦) 明治初期
時代 明治初期
制作者 高野 武貞/著
制作者(ヨミ) タカノ タケサダ
大きさ 26
資料解説 埴科郡松代町の明治初期の地誌。往古、英多郷に属したと始まり、武田氏による海津城の守り、武田氏滅亡後の城主の変遷を追い、真田氏10代が受け継いで後に明治2年(1869)版籍奉還、同4年(1871)廃藩置県となり松代県が長野県に統合され同8年(1875)に故城地が家禄奉還の士族等に売与されたところまで、沿革を記している。続いて「城地ノ形成」の項では、西北は千曲川によって要害とし、東南西三方に三重の堀を掘り、関屋川を廻らし水を引いて外堀に注ぎ、水運便利だが水害も多かったと記述。寛保2年(1742)の大洪水に懲りて関屋川を東南中條から直線に北流させて東寺尾に導き、千曲川を城北西八九町の地に移したことで水運の便利を損じて町の衰弊の原因となり、今に至っては用水が十分でなく、失策であったとする。他に幅員町数、里程、地勢、寒暖、地味、税地、飛地、字地、貢租、戸数、人数、牛馬、舟、車、川、道路、堤塘、廟墓、社の項がある。
資料別書名 皇国地資料
請求記号 N216/10/
出版地 松代町
出版者 高野莠叟
発行年月日 明治初期
ページ数 24丁
著作権者別称 莠叟,高野莠叟,車之助
著作権期限 1907
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館