善光寺霊応記

資料コード 02BK0104130307
タイトル 善光寺霊応記
分野 歴史 習俗
場所(市町村名) 長野市
制作年(西暦)
制作年(和暦) 江戸末期
時代 江戸末期
制作者 正寿/撰
制作者(ヨミ) セイジュ
大きさ 27
資料解説 信州善光寺の霊験記。本尊・善光寺にまつわる霊験や故事来歴を綴ったものである。百済国(古代朝鮮半島南西部の国)の聖明王が西部姫氏を遣い倭国に伝えた仏像が、疫病流行の原因とされて物部氏(尾輿・守屋)により難波堀江に投じられたという話と、毘舎離国(古代インドの都市)の月蓋長者が悪疫を鎮めるために西方の阿弥陀如来に祈ったところ一光三尊像が出現し、この仏像が時を経て百済国に移ったという話を記し、倭国に渡った仏像は毘舎離国の一光三尊像であるとしている。また、難波堀江に投じられた仏像は、後に通りかかった伊那郡宇沼村の本田善光の肩に乗るという霊験も記し、この仏像が水内郡芋井郷(現、長野市)に遷座して善光寺建立に至り、三国伝来の仏像が信州善光寺の本尊になったとしている。他に、尾州(尾張)の沙門定尊が夢のお告げで本尊の模造三尊像を造った霊験や、善光寺の度重なる火災と復興繁栄の記述なども見られる。
資料別書名 善光寺重興無量壽殿霊應記
請求記号 N181/22/
出版地 京城
出版者 不明
発行年月日 江戸末期
ページ数 7丁
著作権者別称
著作権期限
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館