封内異行伝

資料コード 02BK0104130000
タイトル 封内異行伝
分野 歴史 習俗
場所(市町村名) 上田市
制作年(西暦) 1810
制作年(和暦) 文化7年
時代 江戸
制作者 桂 金渓/著
制作者(ヨミ) カツラ キンケイ
大きさ 27
資料解説 信州上田藩の家臣と考えられる桂希言の『封内異行伝』は8話からなる。第1話は「仁兵衛伝」である。仁兵衛は岩下村(上田市)の者であるが、上田城下原町の桶匠籐左衛門の養子となるが、のち義絶となった。しかし、籐左衛門は年老いて生計が立たず困窮した。この話を聞いた仁兵衛は、座視出来ないとして、米・塩・炭・薪など日用の品々を援助し、のち夫妻を招いて同居し扶養したのである。 第2話は軽井沢村(真田町)の友八の話で、農業の傍ら松代へ行き、茶を売買した。明和5年(1768)、父とともに地蔵峠を越えて松代に向かったとき、狼と出会い漸くの思いでこれを撃退し、父を助けたが、自身傷を負い癒えず25歳の若さで死没してしまった。このような孝子伝が盛り込まれたものが、この『封内異行伝』である。
資料別書名 封内異行伝
請求記号 N159/17/
出版地 江戸
出版者 島屋平八
発行年月日 1810
ページ数 3,2,8,2丁
著作権者別称 希言,有中,桂希言,道坦,有中,士寛,金渓,蝸殻
著作権期限 1811
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館