講余贅言

資料コード 02BK0104072525
タイトル 講余贅言
分野 歴史 習俗
場所(市町村名) 中野市
制作年(西暦) 1829
制作年(和暦) 文政12年
時代 江戸
制作者 山田 松斎/著
制作者(ヨミ) ヤマダ ショウサイ
大きさ 26
資料解説 天竺(インド)に、南無阿弥陀仏という言葉があるが、これは念仏だといわれている。この念仏は心に絶えざるものであり、南無は漢語で、帰命とか、恭敬とか、信従とかいわれているものである。阿弥陀は漢語で、無量寿とか、無量光とか、無量清浄とか言われているが、無量寿は限りなく久しく、無量光は限りなき光であり、無量清浄は限りなく清きものであるという。  さて、このように限りなく久しいものを天地といい、また、光明の遍く十方を照らし給うものは日月であるという。しかし、これは漢土における義訳であり、日月はまた阿弥陀の放ち給う所の光明であるから、その蘊奥は言語文字の翻訳の埒外にある。  このように、文脈の端々に出てくる言葉の意味を、随時追いながらの文章の展開に終始するのが、この『講余贅言』である。
請求記号 N181/82/
出版地
出版者 寛海
発行年月日 1829
ページ数 8,3丁
著作権者別称 静,文静,山田文静,山田静,顕孝,宝善堂
著作権期限 1841
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館