強恕舘日録 明治30年4月1日~

資料コード 02BK0103231429
タイトル 強恕舘日録 明治30年4月1日~
分野 歴史 習俗
場所(市町村名) 長野市
制作年(西暦) 1897
制作年(和暦) 明治30年
時代 明治
制作者 花岡 馥斎/著
制作者(ヨミ) ハナオカ フクサイ
大きさ 26
資料解説 強恕館日録は若槻村東条(長野市)住、花岡馥斎(象山弟子)の文芸的書留帳である。 ○過ぎし一年、不左四郎、噫如何にせん如何にせん狂ひし駒に鞭打ちて、馴れし故郷あとになし、塵の都に入りにけり、早や一年となりにけり、花咲き薫り空はれて霞棚ひく春げしき、鶯来なく我宿に覚束なくも唯一人過ぎし一年思ひ遣り胸の氷りは解ぬなり(下略) ○象山先生の松の歌に、松を見よ露に時雨にそめぬれど何れの秋に紅葉やはする。天雲をしのぐばかりに生立し松は深雪の壓もいとはず(省侃言録感情百首之内也)。 ○花盛り山は日ごろのあさぼらけ 芭蕉翁 ○五月五日栗田村帰途中之作、善光寺外望無窮、麦畝菜畦西又東、正是黄金之世界、瑠璃大地一蹊中。○これやこの八重や万斜九良(山桜)盃にうかべて九重十重にや酔はなむ、復翁三十一山人。 ○孟母断機、しづはたを断ちてやいさむ垂乳根の親のこころぞにしきなりける
巻号 明治30年4月1日~
請求記号 N950/62/3
出版地 東条村
出版者 花岡復斎
発行年月日 1897
ページ数 59丁
著作権者別称 清治,敬蔵,以敬,修巳斎及東条山人
著作権期限 1908
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館