長野県之林業

資料コード 02BK0102218427
タイトル 長野県之林業
分野 産業
場所(市町村名)
制作年(西暦) 1922.12
制作年(和暦)
時代 大正
制作者 長野県内務部林務課/編
制作者(ヨミ) ナガノケン ナイムブ リンムカ
大きさ 19
資料解説 本書の中心となっている第2部冒頭では、以下のようなことが述べられている。 「林野面積は長野県の8割を占める。多くは険峻地であり、そうでない場合もやせ地であるため林業地として経営するしかない。そのため、森林の興廃は長野県民力の盛衰に関係するところが大きい。また、県外へ流れる河川の水源地が存在する林野の整備は治水にも重要である。森林が一旦荒廃すれば地形上復旧は容易でないばかりでなく、水源の枯渇から生じる被害も計り知れない。森林の荒廃を防ぎ、森林からの生産を続けて治水の根本とするのが長野県の林政の重要な点である。」 第2部では、治水事業、林野取締事業、林業奨励事業、林業教育、公有林野官行造林事業、歴代知事の林業施設要綱の各章が立てられ、林野取締事業では、民有林野の取締のため大正6年に新設された林野警察について説明している。 『長野県史 通史編 第8巻』では、林野警察について「林野の乱伐・乱採を防止し、国土の保安をはかることを目的に設置され、農閑期などを利用して森林にかんする講話会を開催し、森林愛護の啓蒙宣伝などにつとめ、林野火災防止上も大きな成果をあげた。」(p438)とある。
請求記号 N650/38/'22
出版地 長野
出版者 長野県
発行年月日
ページ数 117p
著作権者別称
著作権期限
二次利用条件
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施設名 県立長野図書館