姨捨山考

資料コード 02BK0102059649
タイトル 姨捨山考
分野 歴史
場所(市町村名)
制作年(西暦) 1895
制作年(和暦) 明治28年
時代 明治
制作者 佐藤 寛/著
制作者(ヨミ) サトウ ヒロシ
大きさ 21
資料解説 明治28年(1895)3月に佐藤 寛が著した『姨捨山考』である。  まず、著者は『姨捨考』で、「今の人の姥捨山と称する処は、八幡山の半腹に在り、前の方より見れば、後の山と一所となりて、格別景色もなく、殊に月を賞するには、雲際に聳えたる山ならでは、古人が歌などに詠みあはする筈なし。(中略)田毎の月も近頃の俳諧師共が彼此是といひ騒げども、余り古歌には見えず。然れば、実の姥捨山は、今、俗に冠着山といふ辺にてもあるべし」として、姥捨山の物に見えたる事例を挙げて、後に其の正否を弁ぜん」として、『古今和歌集』・『大和物語下』・『俊秘抄』・『袖中抄17』・『顕注古今和歌集17雑上』『八雲御抄五』・『万葉和歌集巻20奥書』など88種をあげて、そこに記載されている「姨捨考」を論ずる。使用された姥捨山の挿絵も13種類に及ぶ。116頁のA5版。
請求記号 N215/23/
出版地 東京
出版者 東京万巻堂出版部
発行年月日 1895
ページ数 20,6,116,8p
著作権者別称 佐藤公綽,佐藤六石
著作権期限 1927
二次利用条件
コピーライト 県立長野図書館
施設名 県立長野図書館